ネットでお店を開くときにおすすめのオンライン決済サービス

  • URLをコピーしました!

ECサイトや実店舗での事前支払いで、クレジットカード決済やコンビニ払いなど様々な決済方法を一括で管理できるオンライン決済システム。決済業務の効率化だけでなく、幅広い決済方法に対応することでターゲット層を広げ販路の拡大にも役立ちます。今回は6つのオンライン決済システムをご紹介します。

TOC

オンライン決済システムとは?

オンライン決済システムとは、インターネット上で決済が完了できるシステムのことで、ECサイトをはじめ、個人で活動するクリエイター、小規模飲食店といった実店舗での事前決済などにも活用されています。

主な決済方法はクレジットカード決済、口座振込み、コンビニ払い、電子マネー決済、キャリア決済などで、幅広い決済方法に対応することで利用者の利便性が向上し、販路の拡大も期待できます。オンライン決済システムを使えば様々な決済をまとめて代行してくれて、入金を一元管理できるので、決済業務の負担軽減や効率化が図れます。

オンライン決済システムの導入メリット

オンライン決済システムの導入で期待できるメリットは、主に以下の3つが挙げられます。

(1)利便性と売上の向上

オンライン決済システムでは、個別のやりとりをすることなくオンライン上で決済が完結でき、複数の決済方法からより支払いやすい手段を選ぶことができるので、利用者にとっての利便性が向上します。手続きがスムーズになることで購買のハードルを下げ、売上アップへの効果も期待できます。

(2)未回収リスクや不正取引のリスクの低減

サービスを提供する側にとって代金の未払いや不正取引は大きなリスクですが、オンライン決済システムでは、システムが提供する精度の高いセキュリティによって安全性の高い取引が可能になります。

また、万が一不正取引が発生した場合も、システム側が被害を負担・保証してくれるサービスもあります。

(3)運用負担の軽減や業務の効率化

利用者の利便性を高めるため複数の決済方法を採用した場合でも、オンライン決済システムを利用すればひとつのシステムで一元管理できるので運用負荷が軽減できます。入金サイクルもひとつにまとめられ、売上金の集計や経理処理等の業務効率化が図れます。

オンライン決済システムのタイプ

(1)実店舗+オンライン向け

実店舗で使える専用端末を用意しているタイプも多いので、飲食店のデリバリー等の事前決済や小売店が新たにECサイトなどで販路を拡大したい場合に、対面決済とオンライン決済で決済のシステムを統一することができます。飲食店などの実店舗では、少額利用時に使いやすい電子マネーなどに対応していると、利用者の利便性が高まり、購買促進にも繋がります。

(2)オンライン向け(ECサイトなど)

ECサイトでの物販や、チケット、セミナー販売などに特化したオンライン決済システムは、APIやメールで決済用URLを送信するメールリンク、専用トークンなど自社サイトの運営に合わせて柔軟に設置できるものが充実しています。

(3)Webサービス・アプリ向け

ネットワーク経由でソフトウェア機能の提供や、各種アプリなどのサブスクリプション管理に適したオンライン決済システムもあります。定額課金利用中にプランや利用人数を変更した際の料金計算や、日割り計算などにもシステムが自動対応し、柔軟な決済設定や請求処理が可能です。

オンライン決済システムの比較ポイント

(1)課金方式の種類

課金方式には都度課金と継続課金があり、継続課金に対応しているシステムなら定期的な集金を自動化できます。たとえばスポーツクラブなどの各種スクールや、オンラインサロン、Webサービスやアプリなど、サブスクリプションサービスの提供や定期購入などがある場合に、利用者は都度支払いの手続きをする必要がなく、店舗側も業務を効率化できます。

(2)決済方法の種類

ECサイトでの決済ではクレジットカードを利用する人が大半を占めているため、クレジットカード決済はほぼ必須と言えます。さらに、デビットカード決済やオンライン電子マネー決済、QRコード決済、キャリア決済、コンビニ決済など様々な決済手段があるなかで、幅広い決済方法に対応していると利用者の利便性が高まり購買意欲の増進にも繋がります。

利用者層に合わせた決済手段を選ぶことで売上を効率的にアップできます。

(3)後続業務の効率化の機能があるか

請求書・納品書の作成・発行機能を備えたオンライン決済システムもあり、決済にともなう事務処理作業を自動化することができます。煩わしい請求書の管理や入金確認作業を効率化、従業員の負担を軽減できます。

(4)連携可能なECカートの種類

現在自社で使用しているECサイト構築ツールとスムーズに連携できるか、という点も重要なチェックポイントです。既存のサイトに簡単に組み込めるシステムがほとんどですが、カード決済のパッケージプランを用意しているものもあるので、ECサイトを新たに開業するといったときには、そのようなオンライン決済システムを選ぶのもおすすめです。

(5)決済手数料や入金サイクル

ほとんどのサービスは初期費用・月額費用無料で導入できます。決済手数料は3.6%~が相場ですが、カード会社や決済方法によって決済手数料は大きく異なるので、利用者の多い決済方法や、頻度、決済の金額などに合わせてシステムを選ぶことで、コスト削減が図れる場合があります。

また、運営方針に合わせた入金サイクルを選ぶことも大切です。入金は決済成立の翌月・翌々月払いが基本ですが、システムによっては即日入金・最短3日で口座引き出しができるサービスや、月2回締めが設定できるオプションなどもあり、資金繰りの頼もしい味方になります。

ここからオンライン決済システムのご紹介

Square

Squareのアカウントで実店舗とオンラインショップの情報を一元管理できる決済システム。専用のPOSレジを通して、実店舗とオンラインショップの商品情報が自動で同期されるため商品管理や注文管理の手間が省ける。
また、ウェブサイト作成機能を使えば、初心者でも簡単にウェブサイトを商品のイメージに合わせてデザインすることができ、オンラインショップの開設・管理も容易に。InstagramやFacebookなどのSNSを活用した販売もサポートする。

  • 料金:月額費用・初期費用 なし
    決済手数料 3.25%〜

ここから申し込みできます。

楽天ペイ(楽天ペイメント株式会社)

QRコードを使用した実店舗向け決済サービスと、ECサイト向けのオンライン決済サービスに対応。楽天以外のECサイトで、利用者が楽天IDとパスワードを使って決済できる。楽天IDに登録しているクレジットカードでの決済のほか、楽天ポイントを使った決済も行え、さらに楽天ポイント獲得もできるので、楽天IDを持っている利用者にとっての利便性が高い。

  • 料金:月額費用・初期費用 なし
    決済手数料 デジタルコンテンツ以外4.0%、デジタルコンテンツ8.0%~

STORES

オンライン上で請求書(決済用のWebページ)を作成・送信できるオンライン決済システム。請求書を送信すると利用者のメールアドレス宛に決済用のURLが送られ、利用者はWebページから決済を完了させる。ひとつの請求書から自動的に多言語に対応したWebページも作成可能。店舗側も利用者もアプリなしでPCやスマートフォン、タブレットのWebブラウザ上で決済を完結できるのも魅力。

  • 料金:月額費用 ・初期費用 なし
    決済手数料 3.24%〜

ここから申し込みできます。

BASE

ここから申し込みできます。

Stripe

Stripeソフトウェアと高機能のAPIを使用した支払い受付け・入金システムでオンラインビジネスを管理するインターネット向けの決済インフラ。Stripe製品として対面販売や定期支払、ソフトウェアプラットフォーム、マーケットプレイスのための決済インフラも揃っており、ビジネススタイルに合った決済システムを選択・連携できる。請求書の送付や仮想カード・物理カードの発行、資金調達、支出管理などビジネスサポートも充実。

  • 料金:月額費用・初期費用 なし
    決済手数料3.6%(決済成立ごと)

shopify

まとめ

オンライン決済システムは、利用者の利便性向上による売上アップや、従業員の決済業務の負担軽減に大きく役立ちます。現在実店舗を持っていて事前決済を取り入れたい場合や、新たにECサイトの開設を予定しているなら、オンライン決済システムの導入を検討してみましょう。実店舗と連携できるサービスやサブスクリプションに特化したサービスなど、様々な事業形態に適応したシステムが揃っています。

\ FOLLOW /

SHARE
  • URLをコピーしました!
TOC